夏の【論破祭り】!!
「天皇制の本質と言うのは、竹田さんのおっしゃるように「伝統」にあって「個人の人格」には無いんじゃないでしょうか?」(山口真由さん)
では、「伝統」とはなんですか?残念なことに肝心の伝統について言及がない。伝統は本質を残すために形式は変化していくもの。逆に形式にこだわり、時代に合わない形に固執するあまり伝統そのものを消滅させてしまう。山口さんがやろうとしているのはそういうことでは。彼女のいう伝統が「皇統を継いできたところ」にあるとすれば、愛子様に継いでいただければそれでいいのではないでしょうか。少なくともここでは「男系で皇統をつなぐ」のが伝統(本質)であるという根拠は何も示されていません。
「女性天皇が立って、結婚して、たとえば山田さんとか、田中さんと結婚して。生まれた子供、山田くん、田中くんが次の天皇になったとしましょう。そうするとですね、正当性が無くなるんですよ。」(皇室芸人)
意味不明。天皇が男性でも同じですけど。美智子様が皇室に入る前の苗字は存じ上げませんが、その理屈だと今上陛下も苗字があるんでしょうか。それとも男に苗字はあっても女に苗字はないんですか?人生経験上、苗字のない女性には会ったことありませんけどね。それに皇室に入った時点で男女関係なく苗字がなくなるので、山田くんが天皇になることはありません、安心してください。竹田が、「男の苗字は永遠です!男のみが苗字を持ち得るのです!女は男の苗字を借りているだけなのです!」と思い込むのは勝手ですが(書くだけで頭が悪くなった気がします)、現実にはそんなことはありません。痛々しい妄想は部屋の中でどうぞ。
大体、今は「姓」はありませんし、記号としての苗字だけなんですから、仮に皇室入りして苗字が残っても、だから何?と言ったところでしょう。易「姓」革命は起こりませんのでね。