また、皇統譜の世系第一は天照大神(天照皇大神)、世系第六にして皇統第一が神武天皇です。これは偶然でもなんでもなく、日本文化の根底に男尊女卑があったらあり得ないことです。古代の日本にはシナの男尊女卑文化の影響はなかった。それがだんだんと大国の権威主義に押される形で、男尊女卑が伝統に入り込んだ。この見立ては天皇論でもされていましたが、おそらくは正しい。そして今、大国と半島の時代錯誤な因習を保守せんとする男系固執カルトが、あたかもそれが古来より続く真の日本の伝統であるという迷妄を振りまき、皇統を断絶させんとしている。これを看過してはいけません。
日本の歴史と神話を鑑みたら、皇統は男系で繋げないと価値はないなどと言えるはずはない。反日と男尊女卑の権化たる統一協会で嬉々として講演するような差別主義者たちが男系固執派なのは決して偶然ではなく、かれらの精神的ルーツがじつのところ大陸と半島の因習であるからに他ならない。自分たちが普段馬鹿にしているものに根底から寄り添っていたのだから滑稽でおぞましい。処世のために皇室を売るような輩たちのどこが愛国者なのか。協会との関係を知られて困ることじゃないと開き直るなら、もっと世に知らしめて差し上げるべきですね。