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今週の『愛子天皇論』は先日の『ゴー宣DOJO』と地続きな内容で、やはり、とても考えさせられました☆

『女性にとって、モソ族の生活はいったい何がいいのか?』という直系よしりんの素朴な疑問は、DOJOでも小林先生が女性パネリスト陣に質問していた『何を女性として、社会に望むのか?』に繋がっていると思いました。

男系固執や家父長制への脊髄反射的なリアクションとして、モソ族に行ってしまうのはやはり違う気がします。第一、モソ族の生活は、とっても言いにくいけど、男にとってはパラダイスではないか?無責任で都合の良い"オリエンタリズム"をオリエンタルな民族である日本人が真似してどーする!?参考になるのか?という気もする。

最後のコマの『女が権力を男から奪い取れば幸福になれるなんて幻想は全く無意味な戯言である』にあるように、そうしたければ本気でそうしてみれば良いのだし、まさに『一体、女たちは何を目指しているのだろう?』なんだと思う。今まさに、女性の主体性が問われているのだと。

男は女を"女らしく"し、女は男を"男らしく"出来る。それの何が悪いというのだろう?モソ族の風習は近代化と共に終わりを告げるだろうと描かれてあるが、もし、モソ族の営むような独立国家(魅力的な資源などがある)があったとして、侵略してこようとする外敵にどのようにして立ち向かうのか?これでもかっ!?って位の戦闘力の強い漢達が攻め込んで来た時、モソ族の男共はどうするのだろう?この辺にリアリティの無さを感じました。

男系、女系などの単系だけでの社会を考えるのでなく、元からいる男と女(間は置いといて)の双系で社会をどうにかしようと考えるのが普通だと思うし、それこそ、強いものが(男であれ女であれ)弱いものを手篭めにしやすい社会作り、国家作りを許してはいけないのだと思う。

その意味でも、愛子さまが天皇になることはとても意義があるのだと感じた今回の『愛子天皇論』でした。ありがとうございました♪

日時
2024-05-29 11:47
投稿者
くぁん
記事
「ジェンダーギャップ指数から眺める北欧、ルワンダ、台湾、日本」小林よしのりライ…
No.
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