小林先生のAKB楽曲批評を楽しみにしていた者として、ゆきポンさんの質問に対する先生の回答は結構ショッキングでした。同時に「やっぱりな」とも感じました。
実は僕もここ最近、姉妹グループも含めAKBの楽曲に魅了される事が少なくなりました。特に感じるのが何の変哲もないアイドルソング、子供っぽい歌、過去の歌の焼き直しのような楽曲が増えたなという事です。楽曲やパフォーマンスの質で言えば、今や乃木坂46の方がずっと高いと僕は思っています。AKBグループは楽曲や派生ユニットの作り方が、最近「ハロプロ化」しているようにも見えます。
僕も年数回北海道で行われる全国握手会の参加を楽しみにしているので、握手券付きCDを購入しています。握手券も目的ですが、やはり楽曲が生命線だと考えています。握手券だけを目的でCDを買うのは、さすがに無理です。
楽曲の質が落ちようと、主力メンバーのスキャンダルが発覚しようと、ヲタは変わらずメンバーを応援し、握手券目的でCDも爆買いする。しかしその反面で、一般のファンがAKBから遠ざかっていく。小林先生が今AKBに伝えたいのは「ヲタに甘えるばかりでなく、一般のファンの事も真剣に考えてほしい」という事なのかなと思いました。
渡辺麻友の新曲「出逢いの続き」ですが、まゆゆの歌声に魅了されて僕も3タイプ全て購入しました。カップリングも含め、ヘビーローテーションで聴きまくっています。カップリングでは「紛らしている」が一番好きです。椎名林檎をほうふつとさせる歌声で、まゆゆもこういう歌い方が出来るんだと唸ってしまいました。
PVでは、まゆゆが沢山のプレゼントを抱えて走るシーンに見とれてしまいました。恋人に逢いに行く為に走っているのかと思いきや、実はまゆゆが宝石泥棒として追われている身だったというストーリーはとても面白かったです。
AKBのナンバーワンは間違いなく、まゆゆだと思います。「出逢いの続き」を聴いて確信しました。何故彼女が総選挙1位じゃないのか、マスコミやファンも見る目がないなと思ってしまいます。