ところで私も渡辺麻友の新曲を買いました。
他にコメントされている方もいらっしゃいますが、表題曲以外では『紛らしている』がとても気に入りました。こんな歌い方も出来るとは、やはり陰で地道な努力を続けているんでしょうなぁ。
しかし以前なにかのインタビューで、歌手として活動していく自信はないといったようなことを言っていました。90年代ぐらいまでならば、彼女ほどの個性と実力があれば成功間違いないところだったと思いますが、コンテンツに対価を払わないことが半ば常識化してしまった現代では商業的にも難しいのでしょうか。
そんな中で近々日本でもサービスが始まるApple Musicが、ミュージシャンにとっての福音になるのかもしれないと考えています。同時に、またしても日本は文化を守り発展させる仕組み作りでアメリカの遅れを取ってしまうのかとも。15年前のiPodへの敗戦とその後のソニーの凋落を思い起こしてしまいます。