私は、切通理作先生が相手の話を聞く時の、刺す様な鋭い目が好きです。全て見透かされている様で、迂闊な話は出来ないな、などと思いながら見ていました。
宮崎駿の世界や、わしズムでの論評からは、人の本質を見抜く鋭い人だなと思っていました。
快楽殺人者は、『誰でも良かった』などと動機を語りながらも、必ず自分より弱い者を狙いますよね。ヤクザや右翼の事務所に突っ込んで行って切りつけ捲る、とかだったら、まだ根性は認めてやりたくなりますが、もう、人間として下衆過ぎて、どんだけ芸術的に優れた物を生み出そうが、一切拒否したくなります。目にしたくもないし、現金収入に手を貸したくない。
ただ、切通理作先生が絶賛するのであれば、凄い物なのかも知れないな、とは思いました。
オウムを絶賛した宗教学者達の様にはなって欲しくないです。