読みました。
考えるところがたくさんあり、すぐにはコメントできませんでした。
正直ここまで踏み込んだ内容は、クローズな場でしか書けないと思いました。
非常に納得しました。
しかしそれでも、やっぱり自分が行き着いた結論は
「自分の子供を守れるのは自分しかいない」でした。
テレビで報道されているような
「あの先生もそんなに悪い先生と違うんやで~」「ちゃんとかかわってたんやで~」
という意見には反発がありました。
その上で、それでも自分は親だから、この子供たちの親だから、
一番の責任は自分にあると思っています。
自分が守ってやらなければ、死ぬと思っています。
おごりかもしれません。いや、恐らくそうだと思います。
でも、手放してはいけない感覚だと直感しています。
誰か一人、本気で守ってくれる人がただ一人がいれば
彼は死ななかったと思います。
それは先生であり、教育委員会など行政であり、
親であり、社会であり、クラスメイトであり、
そして、何より彼自身であったと思います。
彼があのような形でしか助けを求めることができなかったのは、
優しいからだけではなかったと思います。
強さがなかった。自分を信じることができなかった。
そして、その「自分を信じる強さ」や、
「自分は愛されるに値する人間である」という感覚を育んでやることができたのは、
紛れもなく親だと思います。
人は、人から存在を認められ、愛されることでしか
自分自身を愛する強さを育てることができないからです。
これは、今回の事件で自殺してしまった彼の親を責めるものではなく、
自分自身への確認として書くものです。