monmon の削除コメント

若者達による安保法制反対デモを小林先生は「単なるお祭り」と書いていましたが、その通りだと思いました。頭数の者たちがいくら吼えても、「一人を以って千万人に当たる」と自己陶酔している首相には通じないと思います。
特にプラカードのボキャブラリーの貧困さには情けなくなりました。「WAR IS OVER」「とりま廃案」という言葉が、一般に通じると思ってる感覚が理解できません。札幌で行われたデモの名前は、西野カナの歌の歌詞をもじった「戦争したくなくてふるえる」ですからね。「とりま廃案」よりマシかもしれませんが、戦争とは関係ないヒット曲をデモに利用してほしくないです。
ちなみに札幌のデモではフリーターの若い女性が中心になりましたが、彼女は「車椅子の人権活動家」の安積という人物の影響を受けたそうです。「シールズ系」の若者だけでなく、まだまだ未熟な若者に媚を売る文化人や、自分のイデオロギーに染め上げようとする活動家にも腹が立ちます。
あと「第三次アーミテージ.ナイレポート」ですが、これって「年次改革要望書」と同じじゃないですか。自衛隊のトップがアメリカの軍幹部に「夏までの安保法制成立」を首相より先に約束していた件も含め、なぜ大々的に報道されないのか不思議でなりません。
テレビでは連日、東京五輪のエンブレム問題や、劇団員殺人事件のニュースばかりです。佐野研一郎の記者会見や、劇団員が卵かけご飯をがっつくVTRばかり流して、よく飽きないなと思います。
最後に道場ブログで紹介された、憲法の拡大解釈だけで乗り切ろうとする政府が信じられないという主婦のコメントは見事だと思いました。
今日、北海道のニュースで飲酒・喫煙の年齢を18歳に引き上げるのに賛成か反対か、という街頭インタビューが放送されました。その中で「高校生からも税金を取ろうとしてるのか」と反対している女子高生がいて痛快でした。
この主婦や女子高生を見ていて、少し元気になりました。同時に自分も彼女達に負けないよう、自分の頭で物を考え、物事に対する洞察力を身に付けなければと痛感しました。

日時
2015-08
投稿者
monmon
記事
「若者に媚びる大人」小林よしのりライジング Vol.146
No.
66