諫議大夫 の削除コメント

号外配信お疲れ様です。

ライジング本編(Vol.147)のQ&Aで、わたしは中国の軍事パレードについて、「(西側の国が不参加なのは)有色人種に対する侮蔑という意味合いもあるのでは」という旨の質問をしましたが、あまりにも底の浅い見識でした。ただただ反省するばかりです。
中国の実態が悪い形でますます国際社会、西側諸国に知られてしまっては、さすがに中国も迂闊な行動はできませんね。
国境付近での小競り合いならともかく、領土侵略を目的とした戦争なんて、成熟した国家ならそんな馬鹿なことはしないでしょう。
確かに中国に突発的な事態が発生して、東アジアの力の均衡が崩れることもありうるから、その為の備えを日本はしておくべきですが、それはいま議論されている安保法案(戦争法案)とは全く別のものでしょう。
集団的自衛権ではなく、個別的自衛権の範疇で法改正すべきなのに、与党は個別的自衛権には一切手をつけず詭弁を弄してただひたすらアメリカ様の手となり足となって尽くしているお粗末さです。
与党、自称保守は中国・北朝鮮の脅威を盛んに言い立てて法案の成立を急いでいますが、実は自衛隊を米軍と一体化させて
自衛隊員を米軍の代わりに中東に送り込もうとする事実にはいっさい目をつぶっています。その先鋭として辺野古基地の固定化、オスプレイの配備があるのでしょうが、これらは一切日本を守らないばかりか、中東侵略のきっかけにしかならないことに、政治家も自称保守もいい加減気づいてほしいものですね。
アメリカは超大国という地位を笠に着て、侵略戦争を仕掛けて不利だとわかったら退却するという、狡猾な国であることを
もうそろそろ全国民は認識してもいいんじゃないでしょうか?サヨクは戦争法案は否定するくせに憲法9条は上に押し戴いて信奉するが、自分たちのしていることが矛盾していることにいい加減気づいてほしいものです。
かつて砲艦外交で無理やり開国されて原爆まで落とされたのに、そんなアメリカの制度を無条件、無批判で受け入れるのは、自分たちが長い歴史を経て培ったものを食い潰す行為に他ならないのに、戦後レジームの権化である政権にエールを送り、気に入らない相手を敵とみなして示威行為をするのは成熟した国家のするべきことではないでしょう。

中国の脅威におびえる暇があるのなら、日本は真の意味で独立する手立てを考えるべきだと思います。

日時
2015-08
投稿者
諫議大夫
記事
「中国の軍事パレードは有難かった」小林よしのりライジング号外
No.
29