自分なりに民主主義と兵役について考えてみました。
そもそも民主主義とは何か。これは国民が政治に参加できる権利を持っていることでしょう。
権利を持っているということは、当然ながら義務がある。
この義務の一つが、古代ギリシャや社会規約論では兵役だった。
では、これは日本もそうでなければいけないのか。もし、兵役が絶対に課せられないとしたら、どうなるか。
自衛隊に志願者が十分にいるうちは、いいかもしれない。では、自衛隊の数が少なくなってしまったら?
武士や騎士などいない。どうやって国を守るか?
武器を持っている相手に対して、外交や経済などのみで対抗しなければけない。下手をしたら脅迫され、最悪は一方的に攻めこまれる。
これはクリアするのは、非常に難しいのではないか。例えるなら、数十人の暴力団を相手に、小刀を一つだけ持って事を収めるようなものだ。
そんなことができる政治家がいるか。もしいたとして、国民がそれを選ぶ目を持っているか。
兵役とは別の方向で、非常に多くの苦労をしなければいけないのではないか。
少なくとも、政治家のことを徹底的に研究したり、周囲の人間に自分の考えを伝えまくらないといけない。
他にも、今まではやったことのない努力をする必要が出てくるだろう。民主主義国家の国民であるということは、それ自体が苦役なのか…?