そこは個人の考え方の問題でしょうね。私には女性だから護られるべき、男性だから護るべきという考え方が根本的に無いです。(子供は護られるべきだと思いますが。)軟体社長さんの考え方自体は否定しませんが、それを国の法に当てはめるのはおかしな話だと思います。それに男女で身体能力に差があるといっても、身体能力が弱いから護るべきというのは一般生活の中での話しであり、銃をもった相手に対しては意味が無いかと。男だろうが銃で撃たれたら一発で即死なわけですから。
それとレイプについてですが、これは男のみの徴兵制でも、例えば韓国であればイジメが問題視されており、それと本質的には変わらないでしょう。レイプは駄目だけどイジメはOKというのもおかしな話であり、これらは兵を管理するシステムの領分であり、だから兵役対象外というのはやはり差別だと思います。
私は前提として男女の身体能力の差程度は、現在の戦場での戦い方において考慮する意味は無いと考えてますが、仮に身体能力差が戦場において影響があると仮定しても、以下の理由で男性のみの徴兵には反対します。
ーーーまず徴兵制というのは大抵の国において、18歳くらいからスタートし2年~3年というケースが多いかと思います。日本で仮に徴兵制が敷かれるとしても、その期間は上記とそれ程変わらないのではないかと思います。で、中学高校と6年間運動部で鍛えた女子と、スポーツ経験ゼロの男子、18歳の時点で両者で比較すれば前者の方が運動能力が高いと思われます。それから両者を2年間か3年間兵役で鍛えたとしても、兵役期間満了時に後者が前者を圧倒的に越えるとはどうしても思えません。それでも男性のみ徴兵するというのであれば、それは兵力においても結果的に弱くなるのでは?と考えます。①運動部男子・②運動部女子・③運動経験無い男子・④運動経験無い女子、18歳時点での運動能力では平均的にみてこの順番になるでしょうから、男女ともに徴兵検査をすれば結果として男のほうが兵役対象者が多くなるのは自明ですが、男だけを対象にしたら②という兵力を逃すことになり、もし体力差がにおいて重要だと仮定するならば精神論抜きに国力という面においてもマイナスになるのではないでしょうか?