よしりん先生、木蘭先生、みなぼん編集長、執筆・編集・配信、ありがとうございます。
「アメリカ様の機嫌を損ねることこそが日本の存立危機事態なんだ!」という恥ずかしい本音を絶叫したいけど、それを言うとさすがに共感を得られないから、ありとあらゆる詭弁を弄して粉飾しているのが従米安保法案だということを、実に簡潔に判らせてくれるゴー宣でした。これを周りを説得する際に参考にさせていただきたいと思います。
つまり親米派は、アメリカ親分の戦争負担を金銭的にも実質的にも軽減させるため、子分の日本にも相応の負担させていただきたい、そういうことを自衛隊幹部や首相が様々な機会を捉えて米国で約束してきたため、どんな手を使っても意地でも法案を通さないと、逆にアメリカ様の不況を買って自分たちの存立が危うくなるのでしょう。自分の存立危機を国のそれに当てはめようとするから反対者や一般人を説得するのが難しくなり、無理を通すためには強行採決しかなくなるなるわけです。彼らポチは、言ってみれば従米好戦派でしょう。
しかしながら、反対者である護憲派も一般人の賛同を得られる説得力を持ちえません。憲法9条と張り合わせの米軍に守られているということ(実はフィクション)から目を背け、憲法9条こそが自分たちを守っているという自己欺瞞に陥っているからです。こちらは、言ってみれば従米丸腰派です。しかし憲法9条に縛られたままでは、こちらも遅かれ早かれアメリカ様の命令に逆らえなくなり、自衛隊をホルムズ海峡に差し出すしかなくなります。
であれば、憲法改正して9条の縛りを外し、自主防衛して米国と対等になるという第三の道しかないと考えるのが普通なのですが…。70年間も自縄自縛してきたWGIPが今も強力に働いているようで情けなく思います。WGIPの存在を知らせ、読者の洗脳を解くきっかけを与え続けている『戦争論』を認めない左派も、『戦争論』を読んでも真髄を理解せず一貫して誤読し続ける右派も、従米派で反独立派という点では一致しています。
今回はQ&Aが素晴らしいです。「全然違います」を2回もいただきました。ライジングの空間にいると当然だと思っていた考えも、一般人の感覚からは乖離している可能性があることを確認する良い機会となりました。それに説得の具体例も示していただけました。
ふぁんたんさんの質問は今回も面白いです。「一部の方は不快な思いをなさるかも知れませんが」と断りを入れているのも良いと思います。上げた髪型と下した髪型のどちらがいいかを聞いたのに、ユーモアを交えて話をあちこち飛ばしながら結局どちらが良いかを答えない先生の優しさはさすがだと思います。
オトタチバナヒメの声がウンコ色に?男性の書き手が書いたなら、その部分は「悪辣さ」ではなく、「いじらしさ」になると思いますが、女の「そういう部分」に常に辛辣な視線を送り続けるモクレンヒメノミコト、やはりカッコ良いです。
最近、覚悟なく読めるのは甘えた茶魔の「しゃべクリ」だけ(笑) na85
MVPありがとうごいました。