わんこ☆ の削除コメント

マイナンバーについて、今、『(株)貧困大国アメリカ』(堤未果・著)という本を読んでいるのですが、こんなことが書いてありました。

「インド政府は、国内で進める民営化政策に国民が激しく抵抗したとき、アメリカの成功例を適用する。生体認証と個人情報を一元化する『マイナンバー制度』を導入し、警察の権限を拡大したのだ。これによって土地の買収に抵抗する農民や、政府の政策に反対する国民は刑罰の対象にすることができ、政府の政策はスムーズに実行されたのだった」(144P)

この本は一昨年の夏に出たのですが、自由貿易と規制緩和を強力に進める今のアメリカが日本の「近未来」に見えるため、昨年の夏に私のブログでおススメしていたものなのです。(『保守も知らない靖国神社』も同時におススメしていましたよ~♪)

今回、TPPが合意したので、改めて読み直していたのですが、こんなところで「マイナンバー」を発見するとは。
前に読んだ時はマイナンバーのことを知らなかったので、全く記憶に残っていませんでした。というか気にもしていませんでした。

日本で「生体認証」までするようになるとは思えませんが(ATMでもあまり普及してないでしょ?)、政府は「個人情報の一元化」を狙ってる気がするし、幼稚な安倍ちゃん総理はこういう「管理」が好きそうなので、こんな文章を読むと一段とマイナンバーに対して懸念を感じますよね。。

年金の情報が簡単に漏れるような「信用できない状態」なのに、なぜ、急いでマイナンバーを導入しようとするのかしら。。

日時
2015-09
投稿者
わんこ☆
記事
「国家管理のマイナンバーに拒否感」小林よしのりライジング Vol.151
No.
51