Vol.157の配信、ありがとうございました。
目を覆うばかりのウンコ発言、発信者が新聞社幹部とは驚きですし、こんな脅迫者にすら同調者がいるのも不思議です。でもたしかに、ネットの匿名で生活や人生が賭かってないと、判断も狂いがちで、十分常識を保っていなければ、無意識に自分を虚飾したり、リアルな自分を客観視できなくなりそうです(墜ちないよう十分注意します!)。
小林先生の仰るように、ネットでは刮目すべき有能なプロもプロ気取りのド素人もフラットになるので、無責任なド素人が増長して「悪」と戦う「正義」を背負っていると思い込んだり、誰かに頼まれたわけでも何の報酬もない(笑)のに、無知なオマエに有能なオレ様が正義を教えてやろうといった驕り(承認願望)も生じるのでしょう。新潟日報の坂本に限らず、ネットには門外漢のくせに教育的義務?に駆られる素人がなぜか多い(x_x;;
道徳的・倫理的な視点で有能性や専門性や責任範囲を考慮しても、よほど実力や自信がなければ、安易に専門外の領域に立ち入らないのが普通でしょう(あら、不道徳かな(@_@)?)。もしゴルゴ13やBJが、専門外に立ち入ってペラペラ偉そうに説明・説教してたら、軽薄すぎて大爆笑です。
あと、ネットで匿名のつもりなのは本人だけで、バレバレですよね。そういや、仕事でネットワークを解析してたとき、社内不倫のイチャイチャットを偶然発見。見なかったことにして誰にも言わなかった拙者の、なんと道徳的なことか!(笑)
トッキーさんの『よいしょでいこう!』、いきなりの肩書き紹介に大爆笑です! がしかし、読んでるうちに、彼らの境遇とは別に、何だか猛烈に哀れに見えてきました。若い彼らが自分さがしの旅に迷うのは少々仕方ないとしても、マトモに学んだり考えたりする力を蓄える機会を自ら放棄し、褒められて心地良いウケ狙いでしか実存が得られないのですから、空しすぎます。
小林先生のように、悪をもなし得る力を得なければ、善や正義の実現は難しいでしょうね。