丑三 やギ の削除コメント


法律や法治主義、国際法も、結局は理念ですね。条文は、これを形にする為の、ひ弱な骨格に過ぎ無い事を教えられた思いです。

人の理念が条文となっているからには、これを実現しようとする意気、徳性が遵法精神となっていなければ、骨に髄が宿らず、肉、皮もつかず、法律は、人間性の象徴にはなりません。骨も髄も肉も皮も、一つとして無ければ人間にはなりません。どれも大事なものです。

しかし肉体だけでは、人間として不足です。現実に合わせて対処して、理念に近づけようと努力する了見、性根が無ければ、ただの木偶人形です。生命力なんて無いのです。そんな法律にしてはいけないし、人間であれば、精神の息吹を与えてやれないならば、人としての名折れです。

そうで無ければ、権力の胸三寸で、いくらでも条文なんて、ひん曲げた上で、勝手に権力のやりたい放題です。法律の抜け道は、いくらでも有ります。まさに、権力による法の骨抜きです。法律は、人の徳性、精神を根本としています。これを前提に、法律は存在するのですね。

物事に人間を大切にする精神が無ければ、法律なんぞ無意味です。社会を形成する意味が無いし、生きている意味も有りません。ましてや、公僕としての存在価値なんぞ全く無しの用無しです。

健全な人を例えとして使いました。障碍者に対しては、別に考慮しなければならないのは当然です。

日時
2017-08-22 22:06
投稿者
丑三 やギ
記事
「核廃絶運動の先頭に立て!」小林よしのりライジング Vol.236
No.
183