「汽水域、つまり淡水と海水が入り混じ合う この場所で流れは緩やかになり、時に往還する。広く浅い水面には酸素がたくさん溶け込む。数多くのプランクトンの揺り籠となり、食物連鎖が生まれ、そこは生き物の宝庫となる。」
まさに動的平衡。福岡伸一さんは、同名の随筆しか知りませんけれども、哲学者にして詩人です。ファーブルもそうです。科学を銭稼ぎか、メダルの色の名利でしか考えられない者には、不可能な心の豊かさです。
科学は、人間の心を豊かにする作用を忘れてはなりません。人の為す事に心(文系学)と関係の無いものは有りません。
歴史も全く同じです。あらゆる交流が在って、自国の文化は成立しています。
両陛下が渡来人を御祀りする神社を参拝された事で、靖国神社を越えて何事かとか、北朝鮮が攻撃の時期に、敵の神社に御参りしてどうする!とか、右ヨタろーが発狂して差別の嵐が来ています。
とんでもないです。掘っ建て式の建築しかなかったのに、礎石を据えた、高い建物の技術も、鋳物技術も、陶器も、中国、朝鮮からもたらされています。
その末裔の作った鋳物や陶器は、えらい値段で日本人が取引しています。
西洋陶器マイセンも、絹の道経由より、現地で作成に成功して財を成したと聞きます。
道徳の教科書で話題になった和菓子も茶道も和製でなくて、輸入されて和風に仕上げたものです。
漢文が嫌なら、漢字も仮名も使ってはなりません。日本語を話すなです。
豊かな文化の交流が無ければ、右ヨタローの言う土人生活が日本だったのです。
この神社には、天孫降臨の道案内をされた猿田彦命、何代にも渡って皇室に仕えられた武内宿禰命も御祀りされております。また、境内の聖地に、安徳天皇が御祀りされており、旧社殿は、安徳天皇に向かって建てられていました。
また、朝鮮併合、満州建国の安泰無事を祈って、政財界、軍人の祈願所でも有りました。
産経新聞は、近くの曼珠沙華群生地で彼岸花の御覧が主目的で、渡来系神社に御出でになられた事を隠すような記事を書いています。右ヨタろーは完全なる国賊です。
高森先生の解説に感謝申し上げます。先生に御伝えくださって有り難うございます。