更新お疲れ様です。
今回の「官僚バッシングの行きつく先」にある話から思い出したのは
以前もくれん師範がとりあげていた
橋下徹さまの発言
「官僚が政治家を忖度するのが民主主義」です。
みなさまに確認のため、おさらいでそこでの橋下さまの発言かいておきますね。
「もし官僚が独断でどんどん進めていきますよね、国民がそれを間違っていると感じた時に、国民は官僚の方針を変えられますか? 変えられないですよ。公務員は身分保障されてるから。政治家を選挙で入れ替えて役所の方針を変えなきゃならないでしょ? ということは、政治家の大きな方針のもとに役所が動いている、というのが前提で、その方向性が間違っている時は、選挙で政治家を入れ替えるというのが民主主義だと思いますよ」
「でもね、巨大な組織を動かすのにね、なんで動かすかって、人事権で動かすしかないんですよ。北朝鮮だったら『言うこと聞かなきゃ殺すぞ』で終わりますよ? それ日本でできないんですから。人事権で動かす、予算で動かすのは当たり前ですよ」
あれから3年ぐらいたちますが、
なんかもうこの言葉、今回の話を見るにつけ、
『一般常識』と化してしまったような気がします。
さらには橋下さま、今回の東北新社の話から
「もう官僚と民間事業主の会食は全面禁止すべきだ。会うなら役所で」
「会食で民意をくみ取るのは政治家の役割。その代わり企業・団体献金も全面禁止」
「日本はそこまで民主主義が成熟している」
もう、現実テレビでは「ヒーロー」と化している橋下さまですが、
現実は「官から民へ」で次々と民営化されてしまったし、
それどころかこの掲示板でも取り上げられてた和田秀樹氏などは(2012年の発言だが)
「警察こそ民営化したら」
「警察の頃はダメで、民間委託したらうまくいくのはなぜかというと、日本の警察には、
法律より自分たちの判断に基づいて行動するという原理があるからだろう」
「法律があっても、捕まえるか捕まえないかを決めるのは
警察が勝手に判断できるシステムが残るくらいなら
立法府はいらない。民営化のほうがよほどましだ」
「パチンコの景品交換だって以前から違法性は指摘されてきたが、
警察が見逃しているうちに、既成事実化して合法化同然の状態になった」
「ソープランドだってそうだろう」
「少なくとも法治国家なのだから非合法黙認をなんとかしてほしい」
「テレビドラマだと民間の探偵のほうが警察よりよほど優秀ということがときにあるが」
「まじめに警察の民営化を考えてはどうか?」
正直な話、大阪の役所業務がパソナ(竹中平蔵のとこ)とかに
委託されている現状や、最近でも「水道民営化」とかの話を聞くと、
このままでは最終的に警察や消防とかも民営化されて
官営のものは消滅してしまうのではないかとすら感じてしまいます。
本当に、急務としか言いようがないです。
そして、今回のもくれん師範のも最高でしたね。
ほんとうひっくり返る話です。
でも「日曜報道THE PRIME」で
寺嶋教授が言った『家庭内感染を防ぐための対策』がこれなんですから。
「玄関は最も危険、コートはハンガーに、使い捨てマスクはごみ箱に」
「帰宅後はすぐに入浴」
「家族が触るもの、食器など、買い物袋とか手に触ったら消毒」
「食事は一人ずつ、マスクをつけること」
「カバン、スマホなどは必ず消毒」
「リスクのある人に感染させることを考えると注意しなければいけない」
もはやこれが一般常識なのではないのでしょうか。専門家の人たちは。
なにしろこの時の面々が
橋下徹、田村厚労相、分科会小林慶一郎、大曲貴夫感染症センター長、寺島毅東京歯科大教授
だったのですから。
尾身会長だけでなく、こういう人たちが「これを常識」
としていることを忘れてはいけないと思います。
(まぁそもそも「日曜報道THE PRIME」に出ている、レギュラーや準レギュラーで出ている面々が
与野党含め『政界や医療界の中心』みたいな人たちですから。
グットラックで木村もりよ先生も橋下徹氏を支持して
「橋下さんのような方がもっと積極的に動いていかないと!」ていうてたし。)
また、もくれん師範及び倉持師範のブログも拝見しましたが
そもそも「要請でなく強制」というのは
橋下氏らが「日曜報道THE PRIME」などでさんざんゆうてきたし、
今回の小池氏の件についても
「橋下徹氏、小池都知事に大苦言!」といろんなところで特集してきました。
その内容が月曜日のグッとラック!で
「大阪は(解除後も)時短要請が継続している。
緊急事態宣言を解除した後に時短要請を継続するのか、
もっと厳しくするのか、本当はそちらが問題。
緊急事態宣言はある意味メッセージのようなもの。
社会経済活動の何を制限しないといけないのか、はっきり示す事の方が重要」
「小池さんのやり方というのは、民意の風に乗るのは天才的な能力があると思う」
「僕は小池さんはちょっと責任逃れをしているなと思う。
『とことんステイホーム』って、そんなのずっと今まで言ってきたこと。
小池さんは感染者数を抑えたいのであれば、飲食店の制限をもっと厳しくやるべきですよ。
元々、小池さんは昨年末には午後10時までの営業を認めていて、
政府の午後8時までにしてくれという要請を蹴っていた。
これは飲食店から文句を言われるから、なかなか制限ができないのだけれど、
小池さんは感染者数を抑制してステージ2を目指すというのであれば、
『飲食店に対する制限をもっと厳しくやるべき』ではないですか。
もちろん支援金も出して」
「51、52人で医療がいっぱいいっぱいだなんて、世界に冠たる東京が情けないですよ。
医療現場の人たちは一生懸命やってくれているんですよ。
あくまでこれは政治の責任であって、ちゃんと重症者を受け入れられる都市にすべきです」
正直、この発言の影響も高いような気がします。
また、「日曜報道THE PRIME」では平井デジタル相と
いわゆる『コロナ監視システムを義務化』するという発言もありますから。
現実はもっととんでもないところまでいってるのではないでしょうか?
今回のもくれん・倉持両師範の話はかなり後手に回ってしまっているような気もするのです。
そして大阪は「緊急事態宣言」が解除されましたが、
よしりん先生がブログに
「大阪では4名しか会食できないとか、マスク会食しろとか、
緊急事態宣言を解除しても、せいぜい時短営業が9時に
なるくらいで、夜を楽しめない」
と書いたように、
さらには吉村知事が
「三密を避けて散歩。宴会を伴う花見は控えましょう」と往来自粛呼び掛けたり
「下げ止まりが当たり前。駄目だと言うなら、
延長の時にもっと強い措置にしないと。
そしたらちょっとは下げが進むかもしれない。
それで3週間措置をとり2週間様子を見る。そうすると下がり続ける。
ずっと同じ措置をしているのに下げ止まりと呼ぶのか、僕は理解できない」
とかいうてるので、
『緊急事態宣言解除』の意味がまったくわかりません。
よしりん先生&もくれん師範が行かれる大阪の方々、
意味おしえてくださーい!
それとも、まさか「緊急事態宣言しなくてもだしているのと同じ状態」が
これからの『常識』になってしまうのでしょうか・・・!
それでは大阪でのおどれら、ネット放送楽しみにしておりまぁす。