ひなたなの の削除コメント

「明日、ママがいない」が議論になっているので参加させていただきます
このドラマを映像作品として考えるなら表現の自由は守られるべきですが
テレビで放送するとなれば話は違ってきます
テレビというメディアは自由な表現の場ではありません
そもそも許認可事業であるし放送法などの縛りもあります
公共の電波を国民の許しを得て独占的に使わせてもらっているというのが建前です。ここをはき違えると許認可権をもっている行政当局の介入を許すことにもつながります。
放送は他のメディアと比べて高度な公共性が求められていることを忘れてはいけません。

この問題は表現の自由というよりテレビで放送すべきものかどうかという点にあります
ここからは私個人の意見ですが
この番組は22時に放送するには内容がどきついように思います
テレビで放送してはいけない程ではないと思いますが
このドラマに広く社会に訴えるべき真実があるようにも見えませんし
視ていて気持の良いものではないですから評判が悪いのは仕方ないと思います。

不快感を持ったからといって正当な理由をつけて排除しようという姿勢は感心しませんが全国ネットで放送している以上「嫌なら見るな」と開き直るわけにはいきません。
テレビの圧倒的な影響力を考えれば関係者からの抗議もやむ得ません。
制作側はこれらの批判に真摯に向き合って答えを出していくしかないと思います


こう書いてしまうとテレビでは万人ウケするものしか作れないのかと
言われてしまいそうですが、ある程度真実だと思います
それを越えた表現のできるプロがいるとは信じたいですが
この番組がそうであるとは私には思えません

日時
2013-12
投稿者
ひなたなの
記事
「『ポエム化社会』にある深刻な問題とは?」小林よしのりライジング Vol.70
No.
132