パール判決書に書かれていますが、共産主義って国家の衰亡を企てているものなんですね。三笠宮殿下は敗戦は革命だと認識していたと思います。
三笠宮殿下にとって明治〜昭和にかけての近代国家日本は血塗られたものであり、その中心は皇室であった。それが敗戦により古い日本は破壊され、新しい日本が誕生することができた。
「せっかく、占領政策のおかげで血塗られた日本を清算できたのに、紀元節が復活したら、また侵略を実行してしまう」
左翼の「軍靴がー」に近い発想ですが、それを阻止せんとするために、反対運動をしたと思います。それが紀元節復活に反対した最大の理由だと思います。科学的じゃないからはこじつけでしょう。