私は小保方氏と同じ年で旧帝の理系大学院を修士で卒業した者ですが、今回の小保方氏の問題については申し訳ありませんが擁護はできません。皆さん甘いですよ。
研究を行う上で守らなくてはならないルールを違反しまくった行為は、真摯に研究に向かう人たちからすれば決して許されないことでしょう。
「こんなに責めたら小保方さんがかわいそう」という意見も結構見られますが、あんな問題だらけの論文でSTAP細胞も存在するのか否か不確かな状況では、明らかにメディアを利用してセンセーショナルな研究結果を発表さえすれば、後はどうなれ研究費や研究ポストがもらえるだろうという魂胆だったのがみえみえです。
案の定、リケジョなる研究にとって害でしかない下らないブームをメディアはこぞって取り上げましたし、小保方氏の女子力も手伝ってか彼女たちの戦略は大成功でした。2月まででしたが。
小保方氏や理研は、安易にメディアを利用する危険性をあまり考慮しなかったのではないでしょうか。
インタビューで「泣き明かした夜も何度あったか分からない」みたいなこと言ってましたが、そんなの研究やっていれば普通にあることですし(仕事もそうですし)、はっきりいって彼女より研究している人なら国内にいくらでもいます。
今回の件を教訓に、とりあえず女性を持ち上げよう!みたいなブームが落ち着いてくれるといいのですが…と思ったらウーマノミクスでしたっけ?本当下らんことばかり思いつくなあ、安倍ちゃんは。
小保方さんはもう研究の世界から追放されてしまうかもしれませんが、たとえそうなっても実家がお金持ちみたいですから、何とかなりますよ。