「戦争論」シリーズは日本が明治から昭和まで歩んだ壮大な歴史を学べて面白かったです。
一方で、アニメや漫画の戦記物を読む基準となってしまい、読む度にツッコミを入れてしまい、
頭をからっぽにして読めなくなりました(笑)。
「戦争論」シリーズは今でも通じる名作ですが、同時に「コロナ論」シリーズと重なる部分もあり、
こういう所もよしりん先生の思想に芯が入っていることを感じます。
「トンデモ見聞録」で紹介された「副反応は気のせい」説にはのけぞりました。
これって根性論、精神論の行き着くところですよね。以前は散々根性論と精神論は否定する論調だらけだったのに、
科学的データが重要なコロナワクチンの検証で持ち出すとは思いませんでした。
根性論、精神論はあくまで当事者が考えて採用するか否かでしかなく、他者が言い出すのは理論的に説明できないことを
誤魔化すためだと結論に至りました。