江川紹子氏、ダメですねぇ…
オウム事件の頃は、現在統一教会問題で引っ張りだこの有田芳生氏と共に、カルト問題の専門家としてテレビに出まくってたんですが、ご自身はワクチンカルトにマインドコントロールされてるんですね…
ところで、私自身も一応いわゆる「カルト2世」であり、安倍元首相を暗殺した山上容疑者が統一教会2世ということで、色々考えさせられました。
私が小さな頃、父が転勤で高松から高知へと転勤しました。母は見知らぬ土地で子育てをすることに不安もあったのかもしれません。ある日、小さな娘を連れた女性が「聖書の勉強をしませんか」と訪問してきたんですが、その人は「エホバの証人」だったのです。母はやがてその宗教に惹かれることになりました。やがて私と妹を連れて教団の集会場「王国会館」で開かれる集会に参加するようになりました。当初は私も楽しんでいたのですが、この教団はあまりにも戒律が厳しいことに閉口するようになります。
エホバの証人といえば輸血拒否で知られていますが、政治に参加してはならない、選挙で投票してはならないという教義もあり、ある意味政治に介入する統一教会や創価学会などとは対極にあるともいえます。しかし、投票をしてはいけないのは国政選挙や地方選挙のみならず、生徒会や児童会、学級委員の選挙さえダメだというのです。
私は児童会の選挙がある旨を母に伝え、教義に基づいて選挙を棄権する旨を書いた手紙を母に書いてもらい、先生に手渡しました。その直後、とめどもなく涙がこぼれてきました。ハルマゲドン後に生き残るためになんでここまでしなけりゃいけないんだろうという思いで胸が締め付けられそうになりました。
結局、私は中学生の頃に、この教団に一切関わるのをやめました。母はエホバの証人に関わるのをやめていたにもかかわらず、いつの間にか再びエホバの証人の聖書研究を再開してしまい現在に至ります。もう私は匙を投げています。