今朝、高森師範のブログを読んですぐ、今のフランスの立憲主義を想起した。
日本ももし皇室がなくなったら、権威がなくなった事で不安になり、権力の横暴に抵抗しようと、法の支配に真剣になるのだろうか?
もしそうなら、皇室がなくなる事で不安定になった日本が、真剣に立憲主義に向き合わざるを得なくなるとしたら、その方がいいのだろうか?とふと思って自分で自分に驚いた。
フランス革命についてはまるで無知で、王や王妃が処刑され王室がなくなった事が、
フランスにとって良かった事なのかもわからない勉強した事も考えた事もない。
贅沢三昧の王族に貧しい民衆が暴動を起こし、殺された、くらいにしか思っていなかった。
その後の革命政権が次々に反対するものをギロチンにかけ、ついには己もギロチンに散った、という事、
その後フランスがどのように現在の立憲主義国家になったのかの成り立ちも知らない。
憲法が権力を縛るものであることすら知らないで (自分だってゴー宣で知ったんだけど)
罰則がないから政治屋や権力者がヘーキで憲法違反をしても、憲法違反だ!と叫ぶ事しかできない。
正に絵に描いた餅でしかない、どうしようもない現憲法を放置したままの、グダグダの日本が、
フランスのように確固とした法の支配の元に生きるようになるのなら、それでいいのだろうか、と思って、
なんだか、今、虚脱状態。
とはいえ、フランスの立憲主義のありようもよく知らないわけでー。
ただ「クソすば」を聞いてると、日本が放置しているあんな事こんな事に、フランスはきっちり対応していることを聞くと、フランスが立派に思えてしまう。
今まで、皇室は絶対に存続させねばならない!と強く思って来たけれど、
現状、あまりに皇室を軽んじあまりに無関心なこの国のありようだと、
天皇陛下を戴く資格なんか絶対にない!のだから、もう終わっても仕方がない、むしろこの国も終わってしまえ!と、
時々思ってしまう。
なんだか悲しい気持ちだ。無知を晒してすみません。
でも、国民的議論もないまま、闇に葬るような今の形で、皇室を終わらせるわけにはいかない。