「集金奴隷」読みました。 まさしく、集金奴隷でした。純粋まっすぐな弱点を見事について、本人だけでなくその周辺の人々を破壊していく カルトとはこういうものかと、心底ゾッとしました。自分探し をしている人は危ない! それにしても、先生の容赦ない描写は、ナイフのようですね。これくらいの迫力で描いて頂けると、人々の胸に強く訴えかけるでしょう。30年前の作品が、まさに今また蘇りましたね。 「本物」とは、こうなのでしょう。 あらゆる垣根を越えて、いくのでしょう。 『お坊ちゃまくん』しかり。