② 門田隆将
・竹田さんが2000年って言ったんですけど、皇統というのは、父系を、お父さんをさかのぼっていったら神武天皇、継体天皇にさかのぼっていけるというのが皇統ですよね?
→女性天皇だけでなく、女系天皇が存在する以上、前提が間違い。
・これを長子優先ってことにすると、これ「悠仁親王廃嫡論」ですから!!
→ならば男性しか天皇に即位できないが故に「最初から廃嫡」されている愛子様のお立場はどうなのか。愛子様が男性でないから嫡子(この場合、次代の天皇になる立場)とされないことに異議を申し立てないのは欺瞞である。これも前提が間違い。
③ 山口真由
・天皇制の本質と言うのは、竹田さんのおっしゃるように「伝統」にあって「個人の人格」には無い
→伝統は人が作るものである。で、ある以上は人と共にあり、人と共に変わるものである。関与の度合いの違いはあるにせよ、個人の人格を抜きにした人為がこの世にあり得るのかという前提が分かっていない。天皇はロボットではない。そもそも、国家を象徴する人間の人格を問わないというのなら、個人の人格が問われる場面などこの世には存在しなくなるだろう。(弁護士やら大学教授は人格が問われないのだろうか?)
・女性が女帝として立った場合には、1カ月の内の、いくばくかを血の穢れがあるために祭祀ができないという状態に置かれると考えると、やっぱりその男子を優先するというのは、いまだに一定の合理性がある
→歴代の女性天皇や女性皇族に対する侮辱である。この人物の発言自体が口の穢れでしかない。
〇 養子云々はまた別の日にしましょう。それも散々批判されている通りですが。