尻毛屋 の削除コメント

 配信お疲れ様です。
 米国のナンシー下院議長の台湾訪問に、中国の習近平が「火遊びは身を焦がす」と警告したことはニュースで流れていましたが、個人的には「子供の口喧嘩だな」と見ていました。
 その後の日中対談のドタキャンや、国際会議での退席など、国際上目に余る振る舞いがありましたが、ウクライナ侵攻で非難の的となっているロシアと一蓮托生だというなら納得できます。
 そして中国の「日本は台湾を植民地にしていたのだから、台湾のことを言う資格はない」という発言ですが、これも台湾を取られたくないという中国の焦りの現れだと見ています。この中国の発言に賛同する日本人も含めて、「ならば台湾人は日本の奴隷だったのか?」と聞いてみたいですね。『台湾論』にも描いてありましたが、「化外の地」とも呼ばれた台湾で、インフラや産業を整備し、安住の地として作り変えた日本の方策は極めて人道的であり、欧米各国が行っていた植民地政策とは一線を画すと言えます。
 最後に、ロシアや中国にしてもあれだけの大国でありながら、ウクライナや日本を仮想敵国として民意を煽らなければ体制を保てない様を知ると(アメリカも大概ですが)、「どっちもどっち」だなんて生温い言い分は許されないなと思います。

日時
2022-08-17 20:11
投稿者
尻毛屋
記事
「ウクライナから台湾へ?」小林よしのりライジング Vol.444
No.
54