トンデモ見聞録「終末期老人の“自宅コロナ死”報道は、死者の冒涜」を読みました。ようやく、読みました。
テレ朝の羽鳥モーニングショーでも、似たような映像を見た記憶があります。その時は、煽り番組に在宅医療の医師も協力していると私は思っていました。
今回の、トンデモ見聞録を読み、ひょっとして認識違いだったのかもと反省いたしました。番組が悪質なのは、間違いありませんが。
一番大切なのは、本人とご家族の意思のハズですね。その基本の“キ”まで蔑ろにして金儲けに走る医療の現実。また、コロナ禍での政府・行政の思惑。
日本人の聖人性、常識感覚が、トコトン堕ちに堕ちていくことを感じます。
また、それに気付いても、糺そう、直そうとする人間が、ほとんど現れない。病的な堕落ですね。
軍隊を持って命を賭けて自国を守ることをやめ、生命至上主義でとにかく命を大切にしてきた結果、トンデモなく身勝手で傲慢で醜悪な人間たちが生まれたのだなと、つくづく感じます。
萬田緑平先生のお名前を久しぶりに見て、そのお言葉の数々を思い出しました。
記事に上げられたクリニックの院長先生もですが、医療界にも、地に足をつけて、ご自分の現場で日々奮闘されているお医者さんも居ると知り、心の平穏が保たれる気が致します。
いざという時のために、普段、話し合っておくこと、そして心を決めておくことの大切さに、改めて思いを馳せました。