今週のモクレン・レポートは、コロナ死のデータ検証ですね。もう3年が経とうというのに、世間では未だにPCR陽性者と感染者の区別すら付いていません。陽性と感染と発症も混同している。単なる陽性者数を感染者数だと強弁し、ワクチンは感染を防ぐとデマを流したままです。なにもかもがデタラメです。街ゆく人々に「日本におけるコロナ死は累計で何人でしょう?」と質問したら、どんな答えが返ってくるでしょう。おそらく、一桁は多いのではないでしょうか。
もっとも、それについて質したところで、感染対策のお陰、とりわけ「ワクチン」で死者が減らせたのだと言い出すのでしょう。大衆は世間の鳥籠から出ようとはしない。諸外国はとっくに鳥籠の扉を開けて自由を取り戻しつつありますが、日本ではそうはなりません。これは何かおかしいんじゃないか、そう考える人の数、質ともに足りていない。だから政治も動かない。寿命を迎えた高齢者が軽症で亡くなる人数でコロナ死をかさ増ししていたら、いつまで経ってもこのままでしょう。従来なら軽い肺炎か老衰とされていた死因が、恐ろしい感染症とやらの仕業になってしまう理不尽は、現場の医療従事者だってさすがに分かってきているはずだと思います。もっと現場から声を上げて欲しいですね。