太上皇后陛下の御誕生日を御喜び申し上げます。
米寿であらせられますか。
御成婚あそばされてから６３年と聞きます。
美智子さまが皇室においでになり
雅子さまが皇室においでになり
愛子さまが御生誕されました。
その間に眞子さまが、卑怯な男と週刊誌により、これに惑わされた愚かな国民から非道なバッシングを受け
御成婚されて眞子さんにおなりになり、臣籍降下して外国に行かれてしまいました。
佳子さまは、次にどのような道を御辿りになられるのか。
愛子さまは同じくどのような道を御辿りになられるのか。
敬宮愛子内親王殿下に立太子を賜り、御即位を賜り
男系男子限定解除によって
愛子さまの御子さまが男女問わず、御長子優先にて
皇位が続くのを願っています。
これが女性の地位向上に寄与するのは間違いはないです。しかし、それで女性の地位向上が完璧に成る訳では有りません。男女についての社会通念がすっかり変わるまで、まだまだ時間がかかります。我々が目の黒いうちは無理でしょう。
それに女性の地位向上と言っても、男性の弱い立場の向上も目的にしなければならない訳で、男女の格差是正が歪んだ形にならないように上手く行くかどうかです。しかし、これは未来に託せるように可能な限りの努力が必要です。
思えば女性の参政権も時間がかかりました。法律では男女の格差は無くなるようにはなっては来ました。しかし人の心の中は、これより、もっと遅れています。
美智子さまの６３年の歩みのように気長に待つしか有りません。
その為に、まずは愛子さまに立太子を賜り
男女格差の意識を変えなければなりません。
君臣の別を守り、皇室の聖域を御守りして国体を守る事から、男女格差の解決の糸口へ向けて、国民が問題を突き付けられています。これをどうにかしなければ話になりません。
この為に何回も言わなければなりません。
以下の道理が通るか否か。
（複写）
未来を担える御皇族は御三人のみ。
愛子さま、佳子さまが御成婚あそばされて臣籍降下なされば
悠仁さまだけになって皇統は途絶えます。
何故なら御一人だけでは未来を担うに十分な
御皇孫の人数の御出生は無理だからです。
更に
御側室制度の廃された
皇室におかれましては尚更に無理です。
男系男子限定の皇位は望めません。
このままだ行為を男系男子に限定すると、
今と同じく将来にわたって御世継ぎの危機は絶えません。お世継ぎが少なければ少ないほど事故による
皇室の断絶は現実に近くなります。
この責任を取れるかどうか。
旧宮家の男系男子を皇室に養子に入れて皇位を継がせる策謀は無理が有ります。憲法の門地の差別の禁止に違反して、旧宮家の人は皇室に養子に入れません。これを下位法律で何とかする事は不可能です。
例え、この不可能を可能にしたとして
旧宮家は皇室から６００年前に枝分かれした他所の人たちです。
あんたんちは６００年前に枝分かれした人たちを親戚と言えるかを問うだけで（答えは分かって）自然に結論は決まると思います。あなたの家の６００年前に枝分かれした人を連れて来て見てください。完全に他所の人です。
皇室から６００年前に枝分かれした血筋の薄い人たちを、
しかも、７５年も前に臣籍降下した一般人を
かけまくもかしこき今上天皇陛下が、
今更、皇族の一員として迎え入れて、
皇室の家長たる皇位に即位させるなどある筈がないです。
旧宮家の人たちも、自らの血の薄さに
皇室に対して畏れおののく筈です。
それに
皇室に入るには命を賭す覚悟が必要です。
自由人権を差し出して奪い去られて、これまでの生活を捨てて、命かけの厳しく管理された
皇室の生活と御公務の全うしなければなりません。
これに旧宮家の人たちは恐れを為して、
皇室入りを拒むのは必定です。
二重にも三重にも、旧宮家の男系男子が
皇位に就く事は出来ません。
ならば、皇室典範を改正して
皇位継承権を公認した女性宮家を制度厳密に創設し
今上天皇陛下の御長子であらせられる
敬宮愛子内親王殿下に立太子を賜るしか有りません。
皇位の男系男子限定は、その是非、好悪を超えて、日本国憲法の動力源にして国体であらせられる
皇室の存亡の危機を心得なければなりません。
皇位を男系男子限定に拘泥っていれば、必ず
皇室は畏れながら途絶えます。
皇位の男系男子限定解除は、是非も無く、行わなけれなならないのです。
未だ、皇位の男系男子を唱える者は
皇室の破壊者にして国体に対する謀反人です。