うさぎさん
おっしゃっておられる事は、前号にも書いておられました。
それを真正面から深く考えず、違う方向の話に行ってしまい、それが、
うさぎさんの提言を粗末にしてしまっていたと思います。この点を御許し頂きたく御詫び申し上げます。
初めに投稿した通り、男系固執派の定義は非常に単純ではっきりしています。
やギ は、これを一撃で破壊する一句を持っていません。
つまり己も、うさぎさんと同じ迷いを抱えています。ここで己の不勉強の恥を晒さなければなりません。男系男子限定の継承は近代からのものだと上手く説明が出来ません。それまでは、女性の血統の濃さも重視、言い方を変えれば、
皇統が危ない時に、また諸般の事情によって、女系の血統の濃さを巧みに取り入れながら、男系継承の履歴をやりくりして来たと言う認識しかありません。
それがつまり日本はシナの男系主義では無くして、双系だったと言える確信を持てないでいます。先生方の著書や、これに類するものを漁って見ても明確になりません。
（実際に浅いです。勉強したとはとても言えません。）
よしりん先生や高森先生の御話を聞いても、この疑問に、これだと確信可能な一句を未だ見聞きしておりません。
そしてシナの男系継承とは如何なる状態のものであったかも勉強しきれておらず情報不足です。これを具体的に深く知っているのといないのとであれば、
日本の皇位継承と比べて考えれば、かなりの認識の違いになって来ると思います。
それに、皇位継承が行われる時代背景や、その時代時代の考え方の変遷、律令の如き定め事の理解も加えると男系継承、双系継承（女系継承）の認識も大きく変わって来ると思います。
とても系図を見るだけで
みなぽんさんが高森先生のブログ内容を説明なさったような知識は己は持っていないです。
よしりん先生が
「双系の意味合いが全然違って大問題」
とおっしゃっておられるように
男系継承、双系継承は男系固執派のように単純な体系では無いのは確かです。
この為、不明だと呻吟する余りに２枚舌を使っているとは思いません。そこの所は、もっとこれから説明を加えて頂くと有り難いと思っております。
分からない所を分かるようにして頂く為に、こちらに集っています。
今の所、己の関心事は、
皇位の継承を男系男子限定で推し進めて良いのかに限ります。
このままでは悠仁親王殿下が御一人になってしまいます。
当然に皇統は続かないので、男系固執派の言うように旧宮家の男系男子を当てにするしかありません。しかし、それは御承知の通り不可能で有り、
皇統の正統性の担保にはなりません。
そこで大変、好い加減な話、
皇祖が天照大神で無く神武天皇であろうと
万世一系、男系男子で繋いで来たとか、どうでもよく、二の次の問題に捉えています。己において、女系の血統も考慮されて来たと言う認識だけで今は十分です。
現在未曾有の危機に面している
皇統問題の核心は
今上陛下の御世継ぎは男系男子である必要があるかどうかです。世の情勢が、これだけ変われば、
皇統は敬宮殿下が継承し、その後も、
御直系、御長子にて皇統を継ぐに改めなければならないの一点に尽きます。
それに関わらず、うんうん唸っておられる
うさぎさんを多少、茶化す形を取ってしまいましたが、前号において投稿を差し上げたのです。
うさぎさん、やギ が抱える問題を解くには、
高森先生に授業料を支払って、先生の体得された体系を学ぶしかないと思っています。また、この問題に取り組んだ著書を竢つしかありません。
皇統問題の危機において、高森先生は、日本は双系社会だったと核心を述べるだけで、その解法は示されません。それは学説となって論争にはよくても、
皇統問題の解決の議論に直接しないからだと確実に思います。
希蝶さんが以前によく挙げておられましたが、
毒矢を受けた人が、その毒の由来を知るまで治療を受けないとすれば命を落としてしまうので、分からない事を解ろうとするのは戯論であり、戯論は相手にせず、修道に励めと
釈迦牟尼仏の説法を紹介しておりました。
精神科で言う所の不問療法ですね。
戯論には一切相手をしないのです。
これが療法なのか適応障害にならないと分からないです。
そこで、うさぎさんが分からない内容を投稿される事が無駄な事とは申しません。そのおかげで、
よしりん先生、高森先生が教えて下さるようになるかも分かりませんので、
うさぎさんの疑問の表明は有り難い事です。
ただ、この疑問を議論の中心にすべきではないと思います。例え、疑問の解を承知していても、これを以って男系固執派と議論しても全くの無駄です。
奴らの核心は不可能を可能にしようとする執着です。
まさに先に挙げた仏陀の一大事を如何に目を醒させるかにあります。この点、戯論に相手をせずの方法は、男系固執派への対応の鍵になります。
敬宮殿下に適応出来ないと言う男系固執は、論理のおかしさに気付けない、精神のおかしさであり、男系固執は、まさに適応障害でと言え、これとは別に病いの形を取らないながらの立派な精神病と言えます。
この執着を如何にするか、人生の悩みの問題であり、どの人も乗り越えなければならない人生の壁のようなものだとも言えます。男系固執の者は、この執着から離れられれば、相当に頭の良くなると思います。少なくても、人生の壁を乗り越えられたとも言えます。
ところが、その壁を乗り越えるのを手伝うべき教育者、教授だか何だかの肩書を持っておる者の中に、少なからず男系固執がいて、未だ年少でぶつかって乗り越えていなけれなならない壁を越えずに、反抗期のように幼稚な世界に閉じ籠ったまま偉そうぶって権威だと言わんばかりの生意気な者を見ると、ぶん殴ってやりたくなるんですよね。ダニに喰われた跡のように何時までも痒くて、痒くて、むず痒い為に朝も寝られず、自律神経がおかしくなって、己のように体調が崩れてしまいます。半月では治まりません。
（今、本当にそれで病院に行って来ました。）
竹田恒泰なんぞ旧宮家で
明治大帝の玄孫だかの自尊心だけで喰っています。
こんな霞のようなもので喰っていられてたまるかです。
この異常な甘えたボンボンは一度も人生の壁にぶつかったどころか、壁を感じた事も無い筈です。
女系を否定するなら、まずは己から男系男子子孫をと言うのを女房にゴロゴロ産んでもらっておけと言いたいです。
この反抗期を乗り越えられない異常で甘えた病いとは言えない適応障害を叩き直す事が第一です。
ダニの痒みで神経がキヤキヤして苛ついていた己は、
つい、うさぎさんに軽口を叩くような真似をしてしまい、
先生方に対して、二枚舌呼ばわりしたわけでもないですが、似たような事を口にさせてしまって大変、申し訳なく思っております。
あしたのジョージさんも申しておられますが、グレンコさんも専門外は倉山満のコピーになって大した事はないみたいです。ただ、勉強させてもらう所は勉強させてもらい、分からない所は優先順位を付けて焦らず学ぶ必要があるみたいです。己の出る幕ではありませんが。
ただ、うさぎさんは、知的探究心がおありで、己のように、好い加減で済ましておきたくないのですね。見習わなければなりません。
願わくは、うさぎさんの為にも
高森先生、よしりん先生に出来るだけの御話を伺えると有り難く思います。