早くも愛子天皇論が好評ですね。午前中に感想を送っている人もいて早いです。己は、絶対に面白くなる!とおっしゃられていた
よしりん先生の御話から、楽しみにしていて、本屋難民ながら何とか本日中に見付けて読みました。
何かと難しく硬くなるような
愛子天皇について、どう描かれているのだろうと思っておりましたら原点回帰で、
漫画家よしりん先生の面目躍如でした。
なるほど、これなら馬鹿でも分かる!最近は疲れていて、ウクライナ戦争論は文字が多くて、140字も読めなくなっている者たちと一緒に、少々骨が折れました。
しかし、この愛子天皇論はスッと読めました。
絵の背景に連なる濃厚な文章ではなく、吹き出しで楽しみながら漫画として読めます。馬鹿でも分かる!と言うのは大事ですよ。
辻説法型キャラよしりんも、みなぽんさんも完全な漫画のキャラクターとして登場して来て、
新キャラクターの男野系子と言ったキモキャラクターにフルボッコよねーの取り巻き連中がコマの中で活きています。
これなら愛子天皇にまつわる巷の問題点を網羅しながら、男系固執の口にする安易な詭弁を端から一網打尽に潰して行けます。
それでも粘着した男系固執の考えを何かと理屈を付けて反論する者がいたとしても、基本を押さえてあるので、理屈にならない理屈と
愛子天皇論を読んでいれば普通の人なら理解可能でしょう。
愛子天皇継承問題では、基本点を通過出来なければ反論しても決して論破される事はありません。まずは国民を多く味方に付けなければと言う観点は重要です。
それでも代変え不能な天皇の価値より、カネで代変えしなければならない下位の生活経済の価格に庶民は目を向きがちです。しかし、世間話の延長からなら
天皇制についての関心を掘り起こせると思います。国民が属さなければならない日本社会の問題ですからね。
それには物価から、こちらに目を向けさせるにはエンタメではないとねー
エンタメを軽んじてはならないですよ。
パンとサーカスを提供しないと日頃の生活で汲汲としてしまっている庶民には縁遠くなってしまいます。それで、権力を牛耳った ほんの少数の男系固執派に
天皇制について白紙委任してしまいます。
でも、この愛子天皇論なら大丈夫。
庶民が振り向く面白さです。
世間に属さない孤高のよしりん先生も、世間に作品を垂下した途端に世間に同ぜられずに、振り向いてもらえない場合のあって孤高ではいられなくなります。
それでも孤高を貫く よしりん先生。
しかし、そこは漫画家のよしりん先生。漫画家の性から、自ら世間に降下されて来ました。
自ら世間に降りて来て孤高を貫きながら世間に同化して、それを以って世間を孤高に同化させようとします。芸術家は、何かと自分の美を追求して、世間が着いて来られなければ評価されないか、遅くなって着いて来られるようになった庶民に評価され始めます。主張するものがあれば手遅れ感が否めません。しかし迎合するのでは無く、世間を自らに同化させようとされる漫画家の原点回帰。良い方法だと思います。漫画家しか出来ない手法ですね。
それに素読のように論を辿って行くのは、なかなか根気の要りますが、漫画の吹き出しによる対話型なら理解しやすいです。同時に主張、反対の議論効果の合わせ技で一層、理解が進みます。通常の形となったゴー宣や辻説法のような形とも趣きが違って分かりやすいです。
これから、どんな展開になるか楽しみです。
何時も作品については、長島ではないですけれども、よく分かりました、おっしゃる通りですで終わって、感想は上手く書けないで、構えた物しか書けないで控えておりました。
しかし、しゃちほこばっても、同じ感想が送られていても、今回の愛子天皇論は、初回から期待度が高く応援を致したく書かせてもらいました。