mantokun の削除コメント

私の感想をブログにてご紹介くださり、ありがとうございました。やはり小林先生の「「子は国の宝は真実です。子供を産み育てる女性たちに対して、国民が敬意を払う空気をつくることが、女性の地位向上なんです。」(ちぇぶさんブログより引用)に感動し、息を呑んだ方が多かったのですね。
私は先生のこの言葉を聞いて、すぐ山上憶良の有名な万葉集歌、「しろかねもくがねも玉も何せむに まされる宝 子にしかめやも」を連想しました。私の母は万葉集でこの歌が一番好きと言っていて、「ああ、やっぱり母親にとって『子は何にもまさる宝』というのは非常に共感できる歌なんだなあ」と実感したのを覚えています。
山上憶良というと、まず小学校の歴史の授業で貧窮問答歌を取り上げるので、そちらは知っていたのですが、子を思う歌は大学生になってから趣味の読書で初めて知りました。貧窮問答歌ばかりを優先して、子を思う歌は後回しにしていることからも、学校教育が左翼がかっていて、子供という存在の大切さ、さらには子を産む女性の偉大さをないがしろにする姿勢が表れているように思います。

一方で、そんな「子」を産んで日本の将来のためになることもできず、両親に孫の顔を見せてあげられなかった自分に対する引け目を感じていたことも事実で、「私なんて必死で仕事してても、ただ自分の身一つを賄うので精一杯で、社会にも日本にも何にも役に立ってないな〜」と、無意識のうちに自分を卑下していたことも事実です。

2日目のDOJOでは、お子さんを持たれていない女性の方々のお話も聞くことができ、また岸端さんや小林先生の奥様のエピソードを伺って、「これは自分で自分の選択を引き受けられるかどうかなんだな」と、目を覚まされた思いでした。DOJOで覚悟とタフネスを兼ね備えた女性たちの姿を見て、自己卑下してる場合じゃないぞ!と、元気をいただいたところも大でした。また、珍しく(?)小林先生が終始優しい雰囲気だったのも印象的でした。

日時
2024-05-28 01:28
投稿者
mantokun
記事
「ジェンダーギャップ指数から眺める北欧、ルワンダ、台湾、日本」小林よしのりライ…
No.
104