こいら の削除コメント

今の集団的自衛権に関する国会審議を見てると、野党の追及がぬるいな、と思ってしまいます。民主党なんて左翼リベラルを意識しすぎて反戦平和主義に反するから集団的自衛権に意義有り、みたいな主張をしてる気がします。
集団的自衛権を安易に認めてはいけない理由は、自衛隊の指揮系統のイニシアティブが日本ではなくってアメリカなどの他国に安易に渡ってしまうことにあると思うのです。主体性なき軍隊が守る国って、果たしてどこなのか分からないと思います。
戦争が起こるきっかけって安倍や岸田や中谷が考えてるように理路整然としてないし(テロとか)、いついかなる時に自国の安全が脅かされるか分からないのです。そんな時に、誰が指揮してるか分からない軍隊は国を守れないのです。
集団的自衛権を認めるのであれば、アメリカ本土に自衛隊の基地を置いて自衛隊がアメリカの本土を占領してアメリカを守らなければならないと思います。そんな状況をアングロサクソンのWASP層が認めるでしょうか?
だから今回の集団的自衛権の話が、自衛隊をアメリカの傭兵にするだけの法案でしかないのです。しかもアメリカはTPPを突きつけて脅しを続けてるのも事実です。まともにこの状況に対処し、アメリカと戦える政治家って、日本にもういないのかもしれませんね。

日時
2015-05
投稿者
こいら
記事
「経済成長神話から脱却できない日本人」小林よしのりライジング Vol.134
No.
45