現在、喫緊の課題である皇統問題について、まともな議論を展開されているのはほぼ唯一、ゴー宣道場だけですので、よしりん先生には敬意を表します。
しかしながら、先生の経済理論は、今のところ私には全くと言っていいほど分かりません。ハッキリ言って理解に苦しみます。
私の下手くそな長文を書いても邪魔になるだけですので、今回の原稿に沿う形で以下、疑問点を並べておきます。
1、そもそも100%円建ての日本国債が暴落する可能性があるのか?日本銀行が買い取れば終わる話ではないのか?
2、実際に今までの金融緩和で、日本銀行は大量の紙幣を発行し、国債を買い取っている。すなわち「国の借金」は実質的に減り、銀行にはカネが余っている。それでもインフレにならないのは何故なのか?
3、日本の輸出依存度は諸外国より低い15%程度で、高度成長時代には10%を切っていた。米中の経済が失速すれば、一時的な打撃は蒙るだろうが、内需中心の経済に復帰するチャンスではないのか?
4、外国人投資家の日本国債保有率は6%程度で、残りの94%は国内の金融機関が保有している。売り浴びせが起きたところで何か問題があるのか?
5、ドイツ、ロシアなど、日本以上のペースで人口が減っている国もあるが、この20年に亘って成長してないのは日本だけである。人口減少はデフレの原因ではなく、結果ではないのか?
6、技術の発展によって人間の仕事が減るからこそ、金融緩和と公共事業によって適正なインフレ率を保ち、仕事を確保する必要があるのでは?
7、現在、地方のインフラは言うまでもなく、首都圏の高速道路までが耐用年数を過ぎてボロボロの状態である。別に目先の成長を第一の目標とせず、「坂の下の土地を耕す」だけでも莫大な公共事業が必要であり、結果として雇用の安定に繋がると思われるが、いかがであろうか?
以上、三橋貴明氏と藤井聡先生の著作から聞きかじりの知識を披露してしまい、大変失礼致しました。