カレー千衛兵 の削除コメント

沖縄の朝まで生テレビ、拝見しました。
小林よしのり先生は徹底的に「都合の悪い言葉」を、政府、沖縄県民、本土の人間に突きつけたように感じました。私自身もすごく考えさせられました。

番組最後の議論で、山本一太議員が
「基地というのは抑止力を強化するということで、戦争のリスクを減らすのだから、戦争にはつながりません」
と言ったことに対して、小林先生はすぐさま反論され
「“基地が戦争につながらない”とは、そんなことはない。
例えばベトナム戦争の時は、ベトナム人からは『悪魔の島』って言われてた。
ここから全部飛び立って、
爆撃し、
枯葉剤撒き!
どれだけの虐殺してるんだって話ですよ!
要するに加害者にさせられてるんだよ!
君は歴史を知らない!!」
と、一喝された場面がとても印象的でした。

最初に小林先生は「沖縄に対する情」の話をされていました。
私個人的には、大田実中将の「沖縄県民かく戦えり 県民に対し後世特別の御高配を賜らんことを」 という最期の言葉が、沖縄に対する情の原点として認識するべき歴史だと感じています。
しかし、戦後70年以上経っても、なお、日本国民は沖縄県民に「戦いを強要している」のが現実ではないでしょうか?

誰かパネリストが「沖縄には間接民主主義が通用しない」と言っていましたが、
そもそも日本国には主権がない。
外国の軍による占領がいまだに続いている。
つまり戦争が終わっていない。
司会の田原総一郎が「日本にとって沖縄とは何か?」と質問していましたが、私ならば「占領国アメリカとの戦いの最前線を強要させられ続けている県」と答えたいです。

日本国民として沖縄に対する情に従い、沖縄の歴史に報いたいと思うのならば、占領国アメリカから主権を取り戻すための戦いを仕掛けるしか道は無いと感じました。

日時
2015-05
投稿者
カレー千衛兵
記事
「経済成長神話から脱却できない日本人」小林よしのりライジング Vol.134
No.
87