まず私は。
ゲンロンカフェがゴー宣道場をジャックするというコンセプトが、すごく刺激的で、面白くて、楽しめました。
宮台真司氏の言葉は私にとって異論でしたし、もたらしてくれた議論に、頭がフル回転になったことに感謝です。
よしりん先生の微笑が心底恐ろしいですけど、(笑)
後出しじゃんけんの卑怯者にはなりたくないので、
サーカスの観客のように楽しんでしまったことを、ここに白状しておきます(汗)
さて、私が印象的だったのは、
宮台氏が、自分のことを社会システム理論家で「機能主義者」であると言ったことです。
そして機能主義者は「最終目的を一番重要視するもの」とのこと。
これを聞いて『合理を取るか、道義を取るか』というゴー宣の歴史の中でも何度かぶつかったテーマを思い浮かべました。
「日本が重武装をして外交のフリーハンドを得る」という最終目的の為には『信頼熟成』が必要である、という宮台氏の考えについて。
あえて「合理」的に考えてみても、
「日本に外交のフリーハンドを絶対に与えたくない」ことが目的である国々に対して『信頼熟成が必要!』と挑んだとて、効果は全く無いと私は考えます。
「戦前の危惧と同じようなものを、戦後の日本に抱かなくていいかどうかということが信頼醸成!」という分析は、他国の国益事情からは少しピントが外れていて、残念ながら、合理主義ですら無いのではないかと疑問を感じます。
そして「道義」的に考えれば、
他国との『信頼醸成』のために、戦前と戦後の日本は切れているかのように歴史の捏造する行為は、『人の踏み行うべき正しい道』とは言えず、「国益」の為に「国民」であることを否定するかの振る舞いであると私には感じます。
かなり急いで、書きましたので、やや取っ散らかした文章になりました。また、落ち着いてから、感想文を書きたいと存じます。
「信者」とナメられるのは、やはり、気分が悪いですね(微笑)