岩手の自殺事件についての続き。
「加害者」(いじめっ子)を特定してネットで晒し上げしょうとする動きがネットの中では止まりません。
正義を振りかざす「過激派」はついにこんなことをネットに書き込みました。
加害者とその家族を晒し者にしてやれ
ネットで徹底的に特定して生活のあらゆる面で
圧力をかけ続けて、自殺したいと思うくらい
加害者とその家族を追い込め
徹底的に追い込んでやれ、徹底的にな
正義のヒーローにでもなったつもりか。
過激すぎてついていけません。
ネットでウヨウヨしてるというのはこんな感じでしょうか。
いじめた子に第一義の非があるのは当然ですし、担任教師に全く問題がないと言う訳ではありません。
しかし報道を見る限り、担任は親身になって少年と接していて、少年も先生と腹を割って話せるようだったそうです。
私が一番疑問に思ったのは、自殺からだいぶ日が経って、ウヨウヨなネット民が血眼になって「加害者」を捜しているのに、12日20時半の時点でまだ「犯人」が特定できていないという事です。すなわち、「岩手 中2 加害者」で検索しても、加害者の名前も写真も特定できていない(尤も、そんなことが手軽に出来てしまう社会になってる現今が病理的ですが)。
まとめを見てみるといくらでも違和感が出てきます。とりあえず、新聞などマスコミの報道では見えてこない、されどもネットの過激な熱気では見えない、岩手の自殺事件について、私なりの考えを列記してみました。