こんばんは、ライジング号外の配信ありがとうございますvv
中学2年生の村松亮君がいじめという名の集団リンチによって自ら命を絶つという痛ましい事件が起きた岩手県矢巾町。この町は2010年から30年間での20〜39歳の女性人口の予想減少率が5割以上にあたる消滅可能性都市の一つであり、その比率は51.6%です。
ちなみに昨年北海道で女子高生が自分を虐待し続けた祖母・母を殺めた事件の起きた南幌町は80.9%です。
このような消滅可能性都市が出てきたのは、このような事件などに対しての学校関係者の無責任な対応も一因ではないかと思います。
いじめという名の集団リンチを受けても、それを受けた子が家族にその事実を告白するまでには時間がかかります。それから親の理解を得て学校側に相談しても「いじめられた方に原因がある」「嫌ならこの学校から出ていけ」という学校関係者や他の生徒の保護者の負の面にさらされ、この街に絶望してこんなところに二度と戻ってくるかと転校や進学・就職など様々な形でその街を去ってしまうでしょう。辛い記憶しかないこの街に、当然二度と戻ってくることはありません。
そうやって一人また一人と被害者やその家族を追い出していくうちに時間をかけて若い世代の人口が減っていき、消滅可能性都市になってしまうまでに至ってしまったのでしょう。
今回のような全国規模で報道されるような事件が起きれば、その地から人がどんどん出ていってしまい消滅のときは早まってしまいます。
この少子化の最中に生まれてきてくれた命を守り救えないで新たに生まれてきた命で補おうとする考えの輩がいるかぎり、消滅可能性都市は確実に消滅していきます。
まるでいじめ事件で自ら命を絶った子たちやその地を追われた子たちの怨念がそうさせているかのように。