okawariさんの御意見に関して申し上げます。
まず、尋常では無い文章を御読み頂いてありがとうございます。他の方の御意見に絡んでは、よくない不文律があるようです。しかし、非難ではなく、okawariさんの御意見への私の意見です。
『「自分の子供を守れるのは自分しかいない」〜 一番の責任は自分にあると思っています。〜自分が守ってやらなければ、死ぬと思っています。』
自死において、どんな強い親でも、子どもを守る事が出来ません。親が、一秒の隙なく子どもと一緒にいられるわけではありません。自死は、目を離した一瞬の隙に行われてしまいます。
『おごりかもしれません。いや、恐らくそうだと思います。でも、手放してはいけない感覚だと直感しています。誰か一人、本気で守ってくれる人がただ一人がいれば彼は死ななかったと思います。』
その通りだと思います。
しかし
『強さがなかった。自分を信じることができなかった。
「自分は愛されるに値する人間である」という感覚を育んでやることができたのは、紛れもなく親だと思います。人は、人から存在を認められ、愛されることでしか自分自身を愛する強さを育てることができないからです。』
特に
『強さがなかった。自分を信じることができなかった。』には、大いに異論があります。
自死されたり、PTSD の生きながら死んでいる子どもには、親に自分を愛する強さを育ててもらった子が、むしろ多くいると感じます。これは、感覚だけです。
ただ、確実に言える事があります。どんなに自分を愛する強さを育まれていても、精神的肉体的に強い人間でも、自死に到る精神に追い詰められて仕舞えば、人は簡単に自死するものです。
格闘技で体を鍛えていたアンディフグが、病気に勝てずにあっという間に死んだのと同じです。柔道で心身を鍛えていたはずの柔道五輪金メダルの猪熊 功も自死しました。もっとも、これは事業の負債を抱えた上での自死ですから、日本人魂として強かったとも言えます。けれども、挫折を乗り越えて生きて償う道もあったはずです。
マラソンで心身を鍛えていたはずの五輪メダリストの円谷 幸吉も自死しています。
彼も、イラクやインド洋に派遣されて自死した方々も、本来屈強であるはずの自衛官でした。
凶悪犯罪(虐め)は、ストーカー殺人と同じです。自分から離れようにも、しつこく執拗に襲いかかってきます。お子さんが、自死されずに済み、苦難を乗り越えられたのは慶福の到りです。良い成長もおありと思います。