タコ社長 の削除コメント

今号も配信ありがとうございます。

支那事変の前後を「ごった煮状態」にされている方々が斯様に多いとは全く存ぜぬ事でしたね、私から見たら。
日清・日露戦争から満州事変、支那事変、大東亜戦争が同じ侵略・自衛戦争で論じる事自体が違和感有りでしょう。
日清や日露戦争・満州事変はロシアが鉄道を複線化工事完了するまでのタイムリミットが差し迫り、
此処ぞ!というタイミングで戦われた自衛戦争だし、大東亜戦争は欧米列強がブロック経済で日本への圧力を強めて雁字搦めにする計画を打ち破り、
東・東南アジア諸国の欧米の植民地状態を打ち破る事以外の現状打破が無かった訳ですから、
これまた自衛戦争だし、その後の東南アジア諸国の独立化の道筋を同じアジア人が付けたという歴史的な事実は間違いない訳ですから、
欧米列強に侵略だのと言われる筋合いはまるで有りませんよね、だって元々欧米列強の国でも土地でも無かった地域なんですから、
解放以外になにがあるの?と思います。
しかし、支那事変や嘗ての白村江の戦いや所謂朝鮮出兵に関していうならば、
多民族の土地に進入し、追い出し、傀儡政権を樹立したり、またしようとした訳ですから、
欧米の観点から見ても、また、アジア人の観点から見ても、侵略でしょうね、
特に支那事変に関しては欧米列強に倣うかの如くのやり方ですし、禍根は未だに残るでしょう。
だからこそ、歴史観の共有を東アジア人で持たないといけない筈なのですよね。
大体太古の昔から、支那自体が中原の統一者が=支那大陸の覇者という価値観が有るのは、
要は漢民族は蛮族には手を出さない、土地に入らないという不可侵領域が存在して居たからで、
蛮族に手を出した王朝は全て逆に滅ぼされた歴史が存在していて、日本はその不可侵領域を破った訳ですから、
少なくとも支那人の歴史観からすれば立派な侵略でしょうね。
欧米に言われる筋合いは金輪際無いですがね。

ありがとうございました。

日時
2015-07
投稿者
タコ社長
記事
「アジア解放は理念も実行もあった」小林よしのりライジング Vol.143
No.
34