アベしゅしょーの会見を全部見た(T_T)
突っ込みどころは満載だったのだが
何が言いたいのか?と思ったら案の定
「もっとも言いたいことは何か」と聞かれ、
「一部を強調するのではなく全体を」と答えていた。
要約できないのは何も言ってないのと同じだ。
空虚な言葉が延々と並んでいた。本人はその自覚がなく、
何かすばらしいことを本気で思って言っている気なんだろう。
どの立場から言われても「こう言ったじゃないか」と
自分の中で言い訳ができる感じ。
そもそもこの人に期待されていたことは
いつまで謝り続けるのか、もういいのではないか、
また日本は悪いことばかりをしたのか、
これでは命をかけて国を守り、現在日本の礎を築いた
亡き祖父の世代が浮かばれない、ということではなかったのか。
結局「心からのお詫び」を表明し「歴史は取り返しがつかない」
「日本人は世代を超えて向き合わねば」などと言ってしまった。
「子や孫が謝り続けなければならないくないように」
みたいに言っても10年ごとには時の首相が
「謝罪」を要求される。「あのアベ総理も言ったじゃないか」
と言われながら。あの戦争に匹敵する事が起こるまで、永遠に。
こんなことを言うなら談話など出さなければ良かったのだ。
また「歴史に対して謙虚でならなければならない」などと言って
示した歴史観は、要するにこうだ。
植民地時代の中で日本も軍備増強を進め、産業も発展した。
日露戦争はアジアやアフリカの人たちを喜ばせた。(ほ~う)
ところが第一次世界大戦が終わり、植民地支配が終焉を迎えても
(!!??)「世界の情勢を見誤り」、
日本だけがなお侵略を進め、孤立の道を歩んだ。
そんなひどいことをした日本にも国際社会は寛容で、
国際社会に復帰させていただいた。
日本軍からそれはそれはひどい仕打ちを受けた
オランダの元捕虜が日本の戦死者に手を合わせてくださった。
そこに至るまでどれほどの葛藤があっただろう。
感謝しなければならない。
てな感じだ。
???当時の国際法でも捕虜の虐待は違法だが70年たっても
首相が言及しなければならないほどひどい扱いをしていたのか?
慰安婦・(軍艦島など)強制徴用に続く捕虜虐待で
新たな国際問題を産み出したかったのか?
普通に考えれば自分が戦った日本に捕虜になり、
生きて帰れたことに対する日本への気持ちの表れではないのか?
日本提案の 人種的差別撤廃提案がアメリカのウイルソン大統領の裁定で否決されたこと、
既に「植民地を持っていた国々」がその利益を独占するために日本など「植民地後進国」に圧力をかけたこと。
軍縮を迫る、ブロック経済、ABCD包囲網、ハルノート。
アメリカが宣戦布告することなく中国戦線に参戦し、
人体実験で原爆を落とし、
大戦後にも侵略を繰り返し、基地を提供した沖縄はベトナム人から「悪魔の島」と呼ばれたこと。
首相は歴史談話が政権の思惑に左右されてはならないと言ったが
「汚染水は完全にコントロールされている」と言ったときは
野党に追及されると「それでオリンピックが来たじゃないか」と言った。
自分の地元・お仲間たちの利益のために「戦時の強制徴用」について言及させられ、それを示すための施設が建つ。
外国に慰安婦塑像が建つどころの騒ぎではなく、
アウシュビッツに来るように世界中から軍艦島を訪れる。
今回はよりによって「戦争法案」を通すため、アメリカの侵略戦争に加担するために。
アメリカの悪口は当然言えず、中韓・野党・左翼を刺激しないよう日本の戦前戦後のことは悪く言う。
もう明日出されるであろう「無私の存在」である天皇陛下のお言葉に期待するしかない。