あと、昭和天皇が大元帥、統治者から象徴に変化したことを当時の日本ニュース、現在の左翼が革命的なふうに言ってましたが、本当にそうなんかなあ?
と思ってしまいます。
明治憲法下でも天皇は意見は言うが、最終的な決定権は内閣にあったわけですし、天皇機関説で運用されていたわけですからね。
大きく変わったのは、天皇が軍事に関してノータッチになったこと、憲法上の最終決定者から国政の機能を有しない立場になったこと。
こんなことは、軍事を除けば大した変化はありません。
新憲法を施行されても、議会の運用が混乱なく行えたのも、それまでの政党政治の訓練があったからで
日本政治を見れば、まあ大正デモクラシーの復帰程度でしかありません。
それをさも、大変化したかのごとく左翼が騒ぐのは滑稽です。アメリカも占領政策に成功したと喜ぶのは筋違いだと思います。