dai の削除コメント

昔は日本でも外国でも国を治めるのは、一握りの人たちであり、彼らが国防の責任を負っていたわけですが、暴力革命で支配者を倒してしまえば、必然的に国民が国防を含む政治責任を分かち合うことになる、それが国民国家だということは、ルソーをひもとかなくてもわかる気がします。
しかし、そうなると徴兵制って怖いものかも知れません。国民ではなく為政者にとって!というのは、徴兵された人は「国民」になるからです。自分の命が懸かってるから、国防を真剣にかんがえることになる…、そうするとアメリカに従っていたら命がいくつあっても足りないから、彼らは集団的自衛権には必死で反対するでしょう。そこから自主防衛への道が広がるかも知れません。
だから、為政者も案外、徴兵制は導入したくないのかも知れなくて、せめて、経済的徴兵制に止めたいでしょう。でも、国民のうち貧困層を分断する政府にとって都合のいい、国民にとって最悪の施策です。そうならないようにはしたいですね。

日時
2015-08
投稿者
dai
記事
「徴兵制は『苦役』ではない!」小林よしのりライジング Vol.147
No.
164