仕事と勉強でどうにも忙しく、朝生は見る時間はありませんでしたが、皆様のご発言でなんとなくは分かりました。ありがとうございます。
結局、四の五の言わず実力を身に付けないとなんにもならないのですよね。日和る政治家たちは弱いんです。かつてはましな発言をしていた櫻井よしこ氏も、以前の小林先生の言によれば、独立して活動出来る強さがなかった。自称保守の人達は人として弱い。だから思想が貫徹できない。私は論語を始め儒学の書をいろいろ読みましたが、こういったことは覚えることに意味はないのです。陽明の書に学び、幕政を批判しのち、命を投げ打って果てた大塩中斎でさえ、先達の佐藤一斎にいつまで自分は正しくあれるだろうか、という趣旨の手紙を送っています。齢を重ねようが、初志を貫徹することこそが難しい。昔の偉人と今の凡人の違いは、艱難辛苦に耐え、筋を通したか通さなかったか、ここにあると思います。弱さ自体は誰にでもあるもので、そこから目をそらさずに克服できるかどうか。無様な言論人を見るにつけ、我が身を振り返る今日この頃です。