世界遺産にもなっている京都の宇治上神社の神職さんが書かれた「置き紙」が、ちょっとした話題になっていますので、全文掲載します。
「ここは神社です。皆様が心を静めてお参りをされる場所です。テーマパークでもファミリーレストランでもありません。サービス業ではないのです。『お客様は神様』の自論は通用しません。本当の神様は目の前においでです。当然、不敬な行動は叱ります。親御さんがお子様をしっかり御監督なさって下さい。お子様を叱るのは、親の責任ですし、親が不行き届きで、周りの人に叱っていただいたなら、逆切れではなく、『ありがとうございます』です。自分本位な考えの大人になられないように、正しい教育で共にお子様の健やかなる成長を見守りましょう」
私、これを読んで、感動しました。
世界遺産というのは、世界の公に合わせるのが主流で、ありきたりのことばかりしか書かないものだと思っていましたが、こういうことを書ける神職さんがいらっしゃるなんて、まだまだ日本人の魂は外国特に欧米に売り渡されていないことを実感しました。