今週のゴー宣を読んで、
サイクス=ピコ協定を維持し続けようとする限り、アラブの混沌と憎悪は永遠におさまらないと思いました。
「正しくない」のは欧米諸国だと存じます。
先日参加させて頂いた関西ゴー宣道場から「民主主義」についてずっと考え続けていました。
「中東で民主化は不可能」である理由も、サイクス=ピコ協定にあると思いました。
なぜなら「国民がいないニセモノの国」の枠組みで、民主主義が成立するとはどうしても思えないからです。
国民という観念すらなく、自らの部族の利益を守ることしか考えられないのに、民主主義を支える「議論」などできるわけがないと確信します。
そして、欧米諸国こそがアラブから「国民」が誕生することを妨害しておきながら、その一方で「民主主義」の価値を宣伝するとは虫唾が走ります!!
その二枚舌ぁ、引っこ抜いて、思い知らせてやりたいです!!
日本がアラブにおける「対テロ戦争」に参加してしまったことは、国益的にも、道義的にも、大失敗だと思わざるを得ないです。
私はもう一度【新戦争論1】を読み直し、勉強し直したいと思います。