改めまして配信お疲れ様でございます。
ネットで鬱憤ばらしをするために「義憤」とやらをわざわざ見つけて、自分は「匿名」という一応の安全のもとで相手をボロクソに非難することが道徳的だと思う人なんてこの世にどれだけいるんでしょうか。世間一般なら「卑怯者」と呼ばれるはずです。しかしネット上の「匿名空間」ではそれすらも「意義ある行動」だと思う人がいるのですから頭がオカシイんじゃないの?と思います。
実名晒しそのものは「現状では厳しいな」という感じです。
今回の弁護士さんが実名晒しに踏み切った気持ちは非常に良くわかるのですが、ネットの悪ふざけの体質を考えると「実名を晒された奴の親戚も晒してやろう、一族の家庭を崩壊させてやろう」という曲がった考えを持つ人間が、その血縁者や友人、終いには関係のない人の情報までも晒しあげて取り返しの付かない被害を負わせる可能性も十分に考えられます。
そうした事態を防ぐためにはどうすればいいか?と考えると、やはり二年前に先生が仰ったとおり「国で規制するほかない」でしょう。ネットの個人情報暴きやヘイトに対して最終的には司法が介入し、刑罰を加えるようにしなければ「ネットの道徳意識」が育たないと思います。