丑三 やギ の削除コメント


よしりん先生の「失言にも言霊が宿っていることを忘れるな!」を読んで思いました。言語でしか考えられないのが人間ならば、当然、言葉や文字は、人間の性根そのものです。閣僚は、失言にしても下賤な思想が丸分かりです。

本来、議員は議論で筋を通して行くはずです。言葉の力で道理を通す職業です。言葉は厳しいです。言葉で道理を説くには、使用する言葉全てに、順次整合性が無いと、道理の論理性が成立しません。

しかし、選挙が終われば、数の力で筋を通さず、道理も無く独裁が許されるようになってしまいました。政治屋が言葉を軽視して構わなくなりました。政治屋の言葉が軽くなったのは、倉持先生の通り、報道、司法、世論の堕落も原因です。法治の骨抜き法が、次々通されるはずです。

首相の安倍信三から、二階幹事長、数々の閣僚の悪言は、国民の福利厚生を担う立場にありながら、人について考えず、人心を思う事なく、ひたすら数値に伴う己の評価しか頭に無いからです。数字しか頭にありません。だから「東北でよかった」などと平然と口に出来るのです。

語彙力、表現力の問題ではありません。非人間性が現れているのです。これが、明確化した人間だから問題であり、政界から消えるべきなのです。

これは、これまで積み上げてきた法解釈の安定性を破壊してきた安倍晋三自身と、その取り巻き全てに言えます。法治による人権より、法治を建前にした独裁を目指しているからです。非人間的です。北朝鮮の脅威を煽りながら、憲法の不都合な部分だけの骨抜きに一生懸命です。整合性が取れなくなるのも当然です。いたる所に矛盾だらけです。

昭恵や八木などの、大麻礼賛、男尊女卑、偽科学カルト信仰に到っては、ただの感覚でしかありません。考えていないというより無頭脳です。

論理の整合性無き道理と、感覚だけの思考の為、経済政策も雰囲気を上げれば景気が良くなると思い込んでいます。そして、米国に対して向こうを張らねばならないのに、米軍の傘に居れば安泰と盲信するし、徳目教条さえ押し付ければ、道徳は向上すると錯覚しています。

税金(国民のお金)が給料で、地位を保証され、老後の社会保障まで、税金(国民のお金)で優遇される資格が無いです。

民進党による森友問題解明活動で、籠池証言による具体的疑惑が明らかになりました。もくれん先生の記事にある具体的な証拠に対して、具体的に言いわけをしてもらいたいです。

スーダンでの戦闘を衝突と言い換えたように、法律解釈と現実の実態は違うとかの誤魔化しをするのでは無く、せめて弁論屋としての人間の道理を、人間として言語で示して欲しいものです。

現政権の政策は、皆もう詰んでいます。言いわけの破綻は目に見えています。潔く首を差し出すべきです。

そして、ひたすら嫌韓、憎中、野党の力不足しか目に映らない国民を何とかしなければなりません。しかし、司法に報道、有識者がなっていないので、どうする事も出来ません。

共謀罪の危険について、話題に上がらないのは異常です。憲法の日とか、改憲、護憲、阪神支局襲撃事件を論ずる前の段階が何も考えられていません。

国民は、ただ雰囲気に流されているだけです。船遊びで、どんちゃん騒ぎをしてる間に、大滝が迫っています。このままでは滝底です。末恐ろしいです。

日時
2017-05-03 00:54
投稿者
丑三 やギ
記事
「失言にも言霊が宿っていることを忘れるな!」小林よしのりライジング Vol.222
No.
32