丑三 やギ の削除コメント


更に口を突ん出します。よしりん先生は御承知のはずなので批判では有りません。多く言われている事です。

物心共に大変ですけど、御墓や遺骨、盆行事に執着したいです。やはり、人の帰結を現す象徴を忌み嫌い、考え無いと弱者へのいたわりも、他に対する慈しみも、己の人生に対する誠実さも生まれません。人の悲哀に涙も出ません。政治の無関心も、ここから来ます。陛下の象徴の意味も、歴代御陵の意味も無くなります。

宗教儀礼は、儒教の影響というより、元々人間に備わる本能と捉えています。それが、神道、仏教によって形成された日本の文化と考えます。

近くの神社で、巫女で無く、神職の女性が増えました。女性がいないと神社を護持不能になって来ていると思います。神社本庁は、足元を見て皇位の安定継承を考えてもらいたいです。菩提寺御本山の修行僧の減少も甚だしく、経済後退もあって、無宗教の儀礼が多くなるのを危惧します。しかし、儀礼自体が宗教です。ただ、信仰に到らなくても、宗教とする意識が無くなると、政治も人情も向学心も、皆、銭に置き替わります。

科学は仮説を考え、起こっては消えゆく現象を調べます。歴史事実の教訓も形は有りません。経済は、見えない所を動いています。文学は虚構に有ります。哲学は心を探求して道筋の規定を試みます。陛下も時代、国民と共に移ろいゆく存在です。皇室を戴こうとする保守も、全てを無にする革新も、皆、形は有りません。宗教にも形は有りません。よしりん先生を生み出した御先祖様に敬意を表したいです。しかし、現物でないからといって、何ぁんだにしたく有りません。戦火に散った英霊に対しても、国内戦没者にも同じです。今、おられる如く御仕えしたいです。

人間世界は果てしなく空虚です。理念が一人歩きしては無意味です。具体的、理念は現実における象徴が必要と思います。心に形は有りません。これに、どう形を捉えて打ち出すか大問題です。この事実を、如何に正確に捉えて道とするか一大事です。全部、人間共生を基準にするしか無いです。これまで皆、よしりん先生の思想です。明日は、精霊棚の設置です。



日時
2017-08-11 15:36
投稿者
丑三 やギ
記事
「『ゴー宣道場』の白熱議論・枝野私案について」小林よしのりライジング Vol.235
No.
100