投稿してから、新しく書くものが有ると気付くものです。前文が曖昧な点を書いたので、具体的な点を書きます。
力士はアイドルとは違いますから、見かけの好悪で判断しません。また、土俵以外の日常は知らないので、土俵の上の振る舞いだけで感想を書きます。白鵬が好き嫌いと言うのでは無しです。
相撲は立ち合いが命と言います。今場所の「待った」をした取り組みでは、真に杜撰な立ち合いをして「待った」をし、軍配に不服の意を示したのは、立ち合いの一瞬にかける勝負師として実に惨憺たるものでした。あれは、力士の頂点に立つ横綱としての立ち合いでは有りません。恥とすべきです。
日馬富士(貴ノ岩)を再び土俵に上げると言う、白鵬優勝後の発言は達成出来ませんでした。三日も経たずに日馬富士は引退表明して、相撲界から完全に離れる事になりました。憐憫の情を感じざる負えません。では、あの白鵬の発言は何だったのか?土俵以外では実力など何も有りはしないのに、埋め尽くす観衆の前で、テレビの全視聴者の前で大言壮語を吐いた事になります。口ほどにも無いとは、この事です。優勝に横綱が舞い上がっていたとしか思えません。横綱という力士の代表たる器を堕としました。みっともないです。
白鵬は「心」と「意」と「気」合いが分裂して、ばらばらなのではないでしょうか?横綱として情けないです。今場所の白鵬は、横綱としての『心意気』が堕落していました。
力士は、土俵上の態度でしか見ません。土俵上の上で評価が決まります。勝敗だけでは見ません。曖昧な評価でしょうか?
今場所の白鵬はなっていませんでした。これを『無様』と捉えると難癖になるのでしょうか?一方的に責め立てている事になるのでしょうか?勝手な相撲観なのでしょうか?
白鵬の土俵を勝手に贔屓目で解釈し、一方的に持ち上げて、太鼓を叩いて、手を揉み揉みして、土俵態度に反した御機嫌取りをするのは、白鵬に期待する人の為す事では無いと思います。更に、白鵬を堕落させると思います。